チックタック法で認知の歪みを治す
「チック - タック法」
「仕事を妨害する認知」のことをチック(TIC:Task-Interfering Cognitions)という。
そして、「仕事を方向づける認知」のことをタック(TOC:Task-Oriented Cognitions)という。
ネガティブなイメージは気分を落ち込ませたり、いたずらに人を不安にさせたりする。何も考えなければスッとできることも、マイナスイメージを想像してしまうと、途端に緊張してまう。
下記に嫌な気分よ、さようならで紹介されていたチックタック法を紹介する。ゼロ秒思考と合わせると効果的だ。
<チック - タック法>
[TIC]
○○するなんて無理。
[TOC]
一度無理だったからといって、ずっと無理だとは限らない。
一度にやってしまう必要はないのだから、少しずつやってみたらいい。
[TIC]
自分のすることなんて、大したことない。
[TOC]
特別なことじゃなくても、人の役に立つことはたくさんある。
むしろ、ないと困る人はたくさんいるのでは?
「それをする」「そこにある」だけで役に立っていたり、
それがないことで不都合が生じることは、実は多い。
[TIC]
こんなことして、何になるんだろう?
[TOC]
完璧以外は価値がないかというと、そうでもない。
例え30%だとしても、それを3回やれば、90%に。
4回やれば、100%を超える。
また、続けることで力がつくことも多い。
[TIC]
きっと失敗するに違いない。
[TOC]
多少の失敗は当たり前。
大事なのは、それに気づいて直すこと。
失敗を恐れるよりは、それに気づき修正できるような方法を作ることが大事。